タワードリーム:ゲーム評

作者 関兆豪

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タワードリームは、アスキーの96年のSFCのボードゲームです。

いきなり、ひとつ言っておくことがあります。他のボードゲームは、Monopolyか人生ゲームから改変、改良したものであり、ゲームの戦略的な要素が大体薄い。タワードリームは、Monopolyとはシステムが大部違いので、しかも戦略性がかなりあるから、斬新だとよく評価されました。実際には、タワードリームのシステムの基となるものは、Monopolyとい うよりAcquireという海外のボードゲームの名作にある。他のマニーゲームの多くは、Monopolyに多少の要素が加わったものでありに対して、タワードリームの方は、AcquireのシステムにMonopolyの要素を組み入れるものであると言って間違いなし。ですから、そんなに独創的なものではないと思う。(日本のゲーマーではデビューかも。)

AcquireとMonopolyの要素を組み合うゲームとして見れば、タワードリームの出来は良い。戦略的なゲームとして、遊ぶ価値がある。(よそのSLGよりもね。)他のボードゲームに飽きた人にも、ボードゲームよりSLGの方が好きだった人にもお薦めできると思います。特にAcquireを遊ぶことがなかった人は、是非一度プレイして下さい。知的なゲームでありながら駆引きが白熱です。

私はAcquireを実際に遊ぶことがないので、確実に比較することはできないが、タワードリームの方がランドマークをより自由に置けるため、ゲーム性は一層深そうだ。Acquireを遊ぶことのあった人も、新感覚で楽しめるでしょう。

プレイ中に求める情報をまとめるメニュー類が豊富なのは良い。キャラの移動速度が鈍くてたまらないのと、あのジャックポットが(運の要素として)凄すぎるじゃないかと、そして、マップによって終盤になると、ランドマークを置ける場所が減り詰り、あまり置けなくて長引いて、ゲームがつまらなくなるという、短所があるのはあるのです。

桜玉吉氏のキャラも面白いし、「チャチャ」メッセージも好き。グラフィックや音楽は悪くない程度ですが、ゲームの雰囲気を上手に盛り上がっている。私は別に桜玉吉氏のファンではないのだから。(海外ですから、聞いた事さえなくてすみません。)


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Alan Kwan / tarot@netvigator.com / last modified 2 Feb 97